坂本龍馬

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 坂本龍馬は2010年の大河ドラマの影響もあって、今大変人気のある人物だと言えます。

龍馬伝

 幕末ものの大河ドラマは視聴率が低いといわれているのですが、この龍馬伝はなかなかの高視聴率を維持しています。このまま最後まで好調なまま推移するといいですね。

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坂本龍馬の薩長同盟が結ばれた料亭

 この薩長同盟はどこの料亭で結ばれたのでしょうか。  京都には有名な料亭が多数ありますが、そのどこで締結されたのでしょう。  答えを知ってる方はいるでしょうか?そのような人は、この問題自体がおかしいと思うと思います。それもそのとおり、坂本龍馬が立役者となった薩長同盟は、料亭で結ばれたのではありません。では、どこで結ばれたのでしょうか?それは、京都二本松にある薩摩藩邸です。風情のある料亭で結ばれたものと思っていたのですが、違ったようです。

坂本龍馬の薩長同盟の目的

 薩摩と聴衆は、両者ともに政治的に影響力を持っていました。また、倒幕の思想も共通していました。しかし、薩摩は長州征伐に参加していたこともあり、薩摩と長州はとても仲が悪かったのです。  ですが、倒幕という目的を達成するためには、両者の協力が必要でした。  そこで、坂本龍馬が登場するのです。

六カ条

 坂本龍馬が料亭ではなく京都二本松にある薩摩藩邸で締結させた薩長同盟で提携された文章には、六カ条あります。  それは、このような内容のものです。

六カ条ー1

一、戦いと相成候時は、すぐさま二千余の兵を急速差登し、只今在京の兵と合し浪華へも一千程は差置き、京阪両所相固め候事 一、戦、自然も我が勝利と相成り候気鋒相見え候とき、其節朝廷へ申上げきっと尽力の次第これあり候との事 一、万一敗色に相成り候とも、一年や半年に決して潰滅致し候と申す事はこれなき事に付き其間には必ず尽力の次第これあり候との事

六カ条ー2

一、是なりにて幕兵東帰せし時は、きっと朝廷へ申上げすぐさま冤罪は朝廷より御免に相成り候都合にきっと尽力との事 一、兵士をも上国の土、橋、会、桑も只今の如き次第にて、勿体なくも朝廷を擁し奉り、正義を抗し、周旋尽力の道を相遮り候時は、終に決戦に及ぶほかこれなくとの事 一、冤罪も御免の上は、双方とも誠心を以て相合し、皇国の御為に砕身尽力仕り候事は申すに及ばず、いづれの道にしても、今日より双方皇国の御為め皇威相輝き、御回復に立ち至り候を目途に誠しを尽くして尽力して致すべくとの事なり 表に御記入しなされ候六条は小・西両氏および老兄龍等も御同席にて談合せし所にて、毛も相違これなく候。従来といえども決して変わり候事はこれなきは神明の知る所に御座候。

固い言葉遣いの薩長同盟

 さすが、江戸時代だけあって硬い文章ですね。  現代に生きる私たちにはとても書けそうもない文章です